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プロジェクトを作成する

2. プロジェクト作成と Python の準備

Section titled “2. プロジェクト作成と Python の準備”

2.1 プロジェクトフォルダの作成

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プロジェクトフォルダの作成して移動する

Terminal window
mkdir qi4u-app
cd qi4u-app

2.2 Python のインストール(任意のバージョンを選択)

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本イベントの推奨は Python 3.12 です。

Terminal window
uv python install 3.12

バージョンが3.12.xのPythonを用いてプロジェクトを初期化します。

Terminal window
uv init -p 3.12

先ほどuv経由でインストールしたPythonを用いて仮想環境が作成されます。

uv initコマンドを実行した際に、勝手にmain.py(とその他さまざまなファイル)が作成されます。 uv runコマンドでmain.pyを実行できることを確認してください。

Terminal window
uv run main.py

次のような出力が出ればOKです。

Terminal window
% uv run main.py
Using CPython 3.12.9
Creating virtual environment at: .venv
Hello from qi4u-app!

基本的に使わなくても問題ないですが、.venvが作成されるので それを有効化して通常のpythonコマンドでアプリを動かすこともできます。

また、VSCodeでPythonファイルを編集する場合、モジュールのimport解決パスを.venv配下に設定するために.venvを有効化する必要があるかもしれません。というのも、uv以外でPythonを入れている場合、VSCodeはそこにpip installしたモジュールを認識してしまう問題があります。そのため、実行は問題なくできるものの、エディター上では「このモジュールが存在しません」といった警告が出てしまうことがあります。

.venvの有効化後にVSCodeを再起動すれば大体はパスが.venv配下に設定されます。

  • macOS / Linux の有効化

    Terminal window
    source .venv/bin/activate
  • Windows (PowerShell) の有効化

    Terminal window
    .venv\Scripts\Activate.ps1

有効化後、python -Vwhich python(Windows は Get-Command python)で .venv 配下になっていることを確認。モジュールの認識にはVSCodeの再起動が必要な場合も。